踊り子の生活
 
ステージをこなすほかにも、ポラにサインを書いたり、劇場から劇場へ大きな荷物を持って移動したり、何かと大変。でも、好きだから続けられます。
 ☆踊り子の一日の一例
9時30分 起床。お化粧や身支度をする。
10時00分 出かける。この例では、家から劇場まで近い設定です。
10時20分 劇場の近くのカフェで朝ごはん。
10時50分 劇場到着 お化粧の仕上げをして、シャワーを浴びて、衣装に着替え 

11時30分 一回目の出番
12時00分 一回目の出番終わり。シャワーで汗を流す。
12時08分 次の踊り子の脱いだ衣装を舞台袖から回収し、楽屋のハンガーにかける。これは毎回やる。
12時10分 ポラサインをしたり、雑誌を読んだりして過ごす。
14時20分 フィナーレショーに出る

14時30分 2回目の出番
15時10分 2回目の出番終わり。お客さんが増えてきて、ポラタイムが長くなった。サインをしたり、
        前に預かったお客さんのポラを、荷物入れから発掘したり。
17時40分  フィナーレショーに出る

17時50分 定時より20分押して3回目の出番。
17時08分 踊り終わったが、オープンーショーだけやって、ポラはやらないで戻る。
17時27分 次の出番の踊り子と一緒に、ポラロイドショーに出る。これを、「ダブルポラ」「ダブル進行」と
        いう。ポラは、舞台の左右に踊り子がそれぞれ分かれて行う。
        終わったらサイン。

20時25分 フィナーレショーに出る

20時32分 ほぼ定時で4回目の出番
21時05分 一日の出番が終了

        出番前と出番後には、必ずシャワーを浴びます。これを洗浄といいます。


踊り子の荷物はとても多いもの。1つの出し物に使う衣装だけでも、かさばったり重かったり、大荷物に

 なります。さらに、ポラ着、サインのための文房具、バスタオル、楽屋の自分のスペースに敷くもの、化粧品や
ドライヤーなど日用品、楽屋着等、合わせるととても手では持ち運びできません。楽日や楽日前に、
 これらを荷造りして、次の劇場へ送ります。次の週がオフなら、楽日のステージが終わってから着払いで
 送ります。

 楽屋に伝票を貼った荷物を置いておくと、次の日必ず宅配便の人が来るので送ってくれます。
 楽日の次の日は、劇場にとって初日なので、その週に乗る踊り子さんの荷物が運ばれてくるからです。

 郵送費だけで、けっこうかかってしまいます。

ほとんどの楽屋が、泊まれるようになっています。遠方から来た踊り子さんは、楽屋に寝泊りします。
自分でホテルをとってもいいのですが、宿泊費は自腹です。また、交通費も自腹になります。

楽屋は、みんなで一つの大部屋を使うところと、個室になっているところと、劇場によって違います。
どの楽屋も、大きな鏡が壁に貼ってあります。

数は少ないですが、食事が出る劇場もあります。

移動休みはないので、前日関西の劇場、翌日東京の劇場だとすると、早起きして新幹線で乗り込み
 ます。時には、飛行機を使います。

「旅行気分でいいね」などと言われますが、午前中開演で終わるのが夜遅いので、観光などはできません。
 ただ、地方によっては夕方から開演のところもあります。

犬を飼っている踊り子も多く、同じく犬を飼っている仲間同士で、遠征のたびに預かったり預けてもらったりすることは、よく行われています。

オフは最低でも、10連休はとれることになります。休みの間に新しい出し物を作るとなると、選曲したり振り付けを覚えたり、休みでも忙しくなってしまいます。そうでなければ、まとまった休みがとれるので、
 旅行に行ったりできます。
                            

化粧前の一例



                  
楽屋のイラスト
牧瀬茜姐さんの提供です
二次使用不可です



   
 衣装は、重ね着しても違和感のないようにデザインされています。白い衣装は最初の3分ほどで脱ぎます。
前開きで、一瞬で脱ぐことができます。
   
  この衣装も前開きです。
   
衣装は洗濯ネットに入れて保管します。一つの演目で3着使うことが多いです。左の衣装はロングドレスなのでかさばります。横60センチの洗濯ネットに入れています。 右の衣装は薄い素材で出来ているので、40センチの洗濯ネットに収まりました。

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